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2006年5月26日 (金)

File.54 新宿松竹会館メモリアル 4

2006年5月14日に閉館した新宿松竹会館(新宿ピカデリー)を偲び、その姿を写真で振り返る連載の第四回目です。
今回は劇場を彩った映画作品の手描き看板を見ていきます。


新宿松竹会館メモリアル Vol.4
~手描き看板ギャラリー~



新宿ピカデリー1 最終上映作品
『小さき勇者たち~GAMERA~』

南面の看板


北面の看板
両方とも同じ図案が使われていますが、微妙に彩色が違います。この「ガメラ」が新宿松竹会館メイン館、新宿ピカデリー1の最後を飾る作品となりました。最終上映作が松竹製作作品であったことは奇遇にも感じます。


新宿ピカデリー2 最終上映作品
『ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女』


南面の看板

よく見てみると…
微妙な誤植があったりします。子役の顔もなかなかアクが強く、手描き看板ならではの風合い!?


北面の看板


北面の大看板
新宿松竹会館北西側には二面分の大きな看板スペースが用意されていて、話題作・注目作の看板が掲げられます。閉館間際に掲げられていたのはこの『ナルニア国物語』と『子ぎつねヘレン』でした。
いま東京でこれだけ大きい看板を持つ劇場は、新宿プラザ劇場と新宿ミラノ座くらいではないでしょうか。



新宿ピカデリー3 最終上映作品
『デュエリスト』

南面の看板
撮影時のビニール面の反射で、画柄が見えにくくなってしまいました。
赤色と黒色のカラーリングが斬新です。



北面の看板
隅っこに位置するスペースですが、歩道と向かいあう角度に設置されているのでいちばん目立っていました。こちらは黒色ベースでキマっています。


新宿ピカデリー4 最終上映作品
『子ぎつねヘレン』


南面の看板
ヘレンがかわいいです。少し憂いを含んだ絶妙な表情で描かれています。


北面の大看板
『ナルニア国物語』と共に並んだメイン看板です。
こちらもかわいいですが、南面のそれとは同じヘレンには見えません(笑)。後頭部から背面にかけて描かれた白いハイライトが美しいですね。



松竹ボウル
靖国通り側北西端付近の扉を利用して描かれている松竹ボウル広告。映画看板ではないですが、新宿松竹会館のビジュアルを偲ぶうえでは外せない存在と思って特別エントリーです。
両手を仲良くつないだ図案はキュート、でも見るほどにシュール。
撮影時に知ったのですが、深夜0時まで営業していたのですね。




『新宿松竹会館メモリアル 5』に続きます。
File.51 新宿松竹会館メモリアル 1
File.52 新宿松竹会館メモリアル 2
File.53 新宿松竹会館メモリアル 3
File.37 新宿松竹会館が建替え

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コメント

 御来訪ありがとうございました。
当シリーズを拝見させていただいております。
詳細な写真記録の数々に圧倒されてしまいます。手書き看板を見る機会もなくなっていくのでしょうね。時代の流れとはいえ寂しいことかと思います。
 エントリーは、後日まとめてご紹介させて頂くつもりでおります。その節は宜しくお願い致します。では、失礼します。

投稿: ガメラ医師 | 2006年5月27日 (土) 16時32分

手描きの看板は本当に少なくなりましたね。仙台市ではほとんど郊外のシネコンに移ってしまって、市内中心部の映画館は、いま3軒まで減ってしまったんですが、今年2月に東宝劇場がなくなったことで、手描きの看板を掲げてるところは一つも無くなりました。
全部ガラスケースにポスターです。

それにしても--田舎の映画館だと「全然似てねえよ!」と突っ込みたくなるのもよくありますが、さすがに新宿の映画館ともなると、手描き看板も超一流ですね。

投稿: TARO | 2006年5月28日 (日) 12時10分

ガメラ医師さん、こんにちは。
貴サイトのほうも楽しませていただいています。各方面から情報を集めて『ガメラ』の分析、興味深いです。

>エントリーは、後日まとめてご紹介させて頂くつもりでおります。

恐縮です。どうぞよろしくお願いいたします。


TAROさんこんにちは。
仙台市からは手描き看板が全滅ですか…。仙台ほどの大都市でも無いということは、やっぱり全国でも減っているのでしょうね。

似てない看板を何食わぬ顔で掲げる映画館、結構好きです。実は偽物を上映してるのでは?とワクワクしたりします(笑)。新宿ピカデリーの看板はサイズ、枚数、筆致とも素晴らしかったので、無くなるのは残念です。

投稿: 管理人:月夜野 | 2006年5月29日 (月) 09時50分

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受信: 2006年6月20日 (火) 17時27分

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