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2007年4月25日 (水)

File.89 IMAXメモリアル 3

品川と軽井沢にあるIMAXシアターの閉館記事連載3回目です。前回の品川に引き続いて軽井沢をご紹介いたします。閉館と聞いて遠路をいそいそと出かけて行きました。
久しぶりの遠出だったので旅行記風に綴りたいと思います。



IMAXシアターメモリアル Vol.3
~メルシャン軽井沢IMAXシアター 1~




メルシャン軽井沢IMAXシアター周辺マップ
品川と同様に駅前の一等地に立地していて交通の便は申し分ありません。周囲は軽井沢プリンスホテルのリゾート地として開発され、多くの観光客で賑わっています。


メルシャン軽井沢IMAXシアター DATA
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
開館日:2000年12月20日
総座席数:258席
スクリーンサイズ:16.275m×21.3m
最終上映作品:『ピカチュウの海底大冒険』、『ミステリーオブナイル』、『伝説のヴァイキング~果てしなき探求への旅~』




JR横川駅に到着
東京方面からは長野新幹線(北陸新幹線)を使うと手軽に出かけられる軽井沢、今回は各駅停車の旅です。東京から高崎線と信越本線の普通列車に揺られて、群馬県安中市の横川駅に到着しました。駅舎は以前に訪れたときと変わっておらず懐かしさを感じると同時に、前はなかった自動改札機が設置されているのが新鮮な印象。入口脇の花壇に心が和みます。
この日の東京は大雨でしたが、群馬県に入ると素晴らしい晴天に恵まれました。上州名物のから風もなく、高原性の気候と相まって気持ちの良い旅を満喫。




JR横川駅構内
急勾配の難所として知られる碓氷峠越えの拠点として知られた信越本線横川駅は、長野新幹線の開通によって横川~軽井沢の区間が廃止されて軽井沢駅と分断、信越本線群馬県側の末端の駅となりました。

新幹線開通前の信越本線は群馬県の高崎駅から新潟駅までを結んでいたのですが、今は高崎~横川、横川~軽井沢は廃線、軽井沢~篠ノ井(しなの鉄道)、篠ノ井~新潟と三つに分かれています。高崎から横川までは実質、独立した路線の様相を呈しているうえに群馬県内のみの区間なので信越本線の呼称は違和感もありますが今もなおこう呼ばれているようです。
横川駅に隣接して碓氷峠鉄道文化むらが整備され、家族連れや鉄道ファンで賑わっています。今も昔も鉄道ファンには馴染み深い駅なのでしょう。

横川駅といえばご存知、おぎのや峠の釜めし。長野新幹線開通前は機関車を増結しないと列車が碓氷峠を越えられなかったために増結作業で停車時間が長く取られていて、その間に乗客が釜めしを購入するのが風物詩となっていたのは有名ですね。現在はホームでの立ち売りもなくなり寂しさを感じます。今でも駅前のおぎのや本店と売店で釜めしを販売しており、この名駅弁を味わうことができます。




横川駅からバスに乗り換えて軽井沢へ
横川駅と軽井沢駅は隣駅同士でしたが、新幹線の開通によってこの区間は分断されたのでJRバス関東がバスによる代替輸送を行っています。群馬県の横川駅と長野県の軽井沢駅で県境を越えることから、人の流動が少なくて鉄道は廃止されたのでしょうか…?
路線バスは都道府県境を越えない路線が一般的と思うので、越県が目的のこの路線は珍しいように思います。
バス車内からは岩峰として知られる妙義山のパノラマを一望できます。右側の列に座ればその光景を存分に楽しめることでしょう。この日は利用客も多くて7割方の座席が埋まっていました。




IMAXシアターのある軽井沢に到着
鉄道とバスの旅を楽しみ、軽井沢に到着しました。軽井沢といえば全国にその名を知られるリゾート地なのに、IMAXシアターの知名度はサッパリだったのが何とも残念です。
新幹線の駅となり先代に比べとても立派な駅舎に様変わりしていました。広々とした近代的駅舎でコンコースの雰囲気は長野駅に似ているように思います。リゾート地らしい洒落た駅舎で素敵です。




軽井沢駅から見た軽井沢プリンスホテルスキー場
新幹線を使って都心から気軽に来られるスキー場として人気の高い軽井沢プリンスホテルスキー場です。標高差と規模の小ささは致し方ない半面で、浅間山を望む風景美やよく整備された箱庭感覚のコース、高い晴天率が多くのリピーターに支持されています。

2007年シーズンは稀にみる暖冬のために各地のスキー場は雪不足に悩まされたようで、軽井沢も例外ではありません。ここは元々降雪量が多い地域ではないので苦しい営業だっただろうと推測します。この写真を見ると人工降雪機でどうにかコースを維持している厳しい様子がよく分かりますね。
この冬、多くの西武系スキー場が営業譲渡および廃業しており、そのなかには北海道のニセコ東山スキー場など一流スキー場も含まれています。さすがに軽井沢は西武グループにとって大切なブランドイメージでしょうから存続すると思いますが、IMAXの閉館とともに消えゆくものへの侘しさを感じます。




軽井沢駅よりIMAXシアターを望む
画像中央のやや左奥手にある大きな屋根を持つ建物がメルシャン軽井沢IMAXシアターです。手前の長屋状の建物は飲食店街、さらに左奥はショッピングモールもあって様々な楽しみかたができるエリアが形成されています。



「IMAXシアターの画像がないぞ」とお叱りの声が聞こえてきます(笑)。
それは次回のお楽しみということで…Vol.4へと続きます。

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