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2008年6月10日 (火)

File.111 IMAGINE…

多数の観客と同じ時間を共有して映画を楽しむことは映画館ならではの醍醐味と言えるでしょう。映画館での映画鑑賞は“映画体験”と言い換えても良いほど家庭でのそれとは大きな違いがあるように思います。大きなスクリーンと充実した音響設備による効果はもちろんですが、大勢で同じ映画を鑑賞するというシチュエーションが、人間の感受性に与える影響は大きいのではないかと思われます。封切時に金銭を支払ってでも映画館で映画を見るという行為は、映画を共同で鑑賞体験する環境そのものにもお金を出していると考えて良いのではないでしょうか。

ある映画館で流れる本編前映像での「みんなで笑えば興奮100倍 みんなで泣けば感動100倍」というフレーズはこのことをうまく指していると思います。映像・音響テクノロジーの進歩で映画の演出表現は着実に向上しています。そして同じ作品を見に来た大勢の観客と共に泣き笑える映画館は、映画表現をさらに効果的に高めた体験ができる場所であると管理人は考えています。

しかしその一方で不特定多数の方が大勢集まる場所であるがゆえに、お互いが心地良く過ごせるように配慮をしなければせっかくの映画も台無しになってしまう危険もはらんでいます。今日はこれまでとは違う視点での映画館の話、鑑賞マナーについてお話しようと思います。


映画館特有の環境

都市部に住んでいる方は連日の満員電車通勤などで不特定多数の人と同じ時間を過ごす機会が多いことと思います。映画館も不特定多数の方が集まる点で満員電車と変わりはありませんが環境面で大きな違いがあり映画館特有の環境として以下が挙げられます。

・静寂の保たれた空間であること
・暗闇の保たれた空間であること
・映画鑑賞に集中できる空間であること

大まかに挙げるとこの3点が映画館の鑑賞環境で重要項目となります。3つめに挙げた「映画鑑賞に集中できる空間」で映画を楽しむためには、他のお客様への迷惑にならないように鑑賞マナーを守って時間を過ごす必要があります。
映画館では鑑賞マナー啓蒙のためにマナーCM上映や注意喚起のアナウンス等を行っているところが多く見られます。これらを理解して正しい鑑賞マナーを身につけたいものですね。


鑑賞マナーは映画館のルール!

しかし残念なことに必ずしもすべてのお客様が鑑賞マナーに対して理解されているわけではないようです。一部のお客様による迷惑行為によってお客様同士のトラブルや苦情が発生するのは日常茶飯事です。悲しいことではありますが近年の鑑賞マナーの低下は著しいものがあるように感じています。みなさんのなかにもマナー違反によって映画に集中できなかった経験がおありの方も大勢いらっしゃると推察します。

ここでは具体的な鑑賞マナーについて多くは申し上げません。映画に集中できてみんなが映画を楽しめる環境のために守るべきマナーは周りの人々へのちょっとした気配りで実現できるはずなのですから…。

海外では映画の上映中に大きなリアクションをとったり会話をすることが珍しくない地域も多くありますが、日本の映画館は静かに鑑賞するのが一般的です。映画館で映画を楽しめるように、ひとりひとりが配慮をしたいものですね。


これだけはやめて!

映画館で多発するマナー違反。ここでは特に悪質なもの・困るものを挙げてみます。マナーを守って利用されている大多数の方にご覧頂くのは恐縮ではありますがご容赦くださいませ。


・チケット未購入での他作品上映スクリーンへの侵入
シネコンなど複数の上映スクリーンがある映画館では様々なタイトルを上映しています。映画の上映チケットは基本的に同一作品に限り有効となっています。指定制および入替制の映画館は当該上映時刻のみ有効です。したがって1枚のチケットで他の作品を見ることは禁止されています。悪質なケースとして鑑賞後に他のスクリーンへ侵入して無銭で“はしご”されている例がありますがこれは窃盗です。発覚時点で警察引渡しの対象となります。

・上映作品の録画・録音行為
上映されている作品は著作物として保護されており、無断で録画・録音を行うことは法律で禁じられています。盗撮行為としてこれも発覚時点で警察へ引渡しとなります。一部作品においては撮影された映画館が特定できるものもあり、この場合は場内監視カメラなどを解析して容疑者を特定・逮捕することができます。違反者には10年以下の懲役刑など重たい刑罰が科せられます。

・器物破損行為
器物破損というと何やら破壊行為のように思われる方もいらっしゃるかもしれませんがちょっとしたことでも映画館の営業に支障が出る行為がいくつかあります。たとえば好奇心で上映スクリーンに触れるなどの行為。スクリーンの表面は塩化ビニールに金属の酸化物をベースとした特殊コーティングを施したもので大変にデリケートです。不用意に触れると手指のわずかな油脂でもシミとなって定着してしまい、これを除去することはできません。スクリーンには絶対に手を触れないようにお願いいたします。またサラウンドスピーカーなどもデリケートです。上映機材に触る行為は性能を損なったり破損につながります。座席の座席フックやドリンクホルダーなども大切に扱ってください。

・展示品の持ち去り行為
ロビーに掲示してあるポスターやスタンディーなどの宣伝物は配給会社から作品の宣伝用途のみに使用する許可を得て展示してあります。作品キャラクターのぬいぐるみなどは欲しくなる気持ちはよく分かりますが配給会社の所有物をお借りしているものです。持ち去り行為はたいへん困ります。

・劇場内での公序良俗に反する行為
まれなケースですが劇場内で公序良俗に反する行為に及ぶ方がいらっしゃることがあります。他のお客様が非常に不快な思いをするのは言うまでもありません。また上映後に後処理をするスタッフもたいへんです。ここでは公序良俗に反する行為とまとめて記述しますが様々なケースがあって想像を超えることも…。

・ゴミの不始末
楽しい映画が終わってみると場内はゴミの山…悲しい光景です。ゴミはロビー備え付けのゴミ箱までお持ちください。「自分くらい」という気持ちでも大勢集まると収拾がつきません。清掃時間に必要以上のスタッフを要すればそれだけ他のサービスが手薄になり、開場準備に要する時間も増えてしまいます。200席程度までの劇場ならば2人程度で対処可能ですが350席を超えるクラスになると5~6人以上で対応しないと間に合わなくなります。座席の奥にゴミを隠すなど悪質なケースも。言うまでもありませんがゴミはゴミ箱に。

・暴力行為
滅多にないこととは言えお客様同士や従業員への暴力行為も発生します。飲酒状態で発生することが多いです。理由はどうあれ暴力行為や恐喝行為は他のお客様に危険が及ぶため警察に通報することになります。

・痴漢・わいせつ行為
劇場内が暗いのを良いことに痴漢行為を行う人が出没することもあるようです。痴漢防止のため上映中に薄っすらと照明を点灯している映画館もありますが、犯罪抑止のために鑑賞環境が犠牲となっている例です。れっきとした犯罪でマナー以前の許しがたい行為です。

・禁煙場所での喫煙
映画館での火災は大きな懸念事項です。そのため近年の映画館は不燃建築材料や火災通報装置の設置で防災に取り組んでいます。消防条例等により多くの都道府県で劇場内での喫煙は禁止されています。また劇場施設全体が禁煙となっている映画館での喫煙はおやめください。映画館の火災通報装置は上映機器と直結しているためたばこの煙や熱による誤報でも安全装置が作動して全スクリーンの上映が停止します。発覚した場合損害賠償請求の対象となるので、喫煙は定められた場所でお願いします。


想像しよう

マナー違反のなかでも特に悪質なものを列挙してみました。悪質ではないにせよ他にも上映中のマナー違反は数多くあり、枚挙にいとまがありません。みなさんに気持ちよく映画館をご利用いただくためにも、他のお客様に配慮をして映画を楽しんでいただきたいと思います。

映写の視点からでは劇場内は携帯電話の電源をOFFにしてください。通話はもちろん、マナーモードでもバイブレーションの音や液晶画面のバックライトなどは周囲のお客様の映画鑑賞の妨げとなります。よりよい環境で映画をご覧頂くため映画館は場内の暗さや消音設備などにも気を配っています。バイブレーションのわずかな音やバックライトでも上映中は非常に目立つものです。

どういう行為が周囲の迷惑になるのかIMAGINE(想像)すれば、おのずとマナーは向上するのではないでしょうか。一部の人の行いで「映画館では集中できないから行かない」と言われるのは悲しいものです。快適な環境は映画館で気持ちよく大勢で楽しむために、ひとりひとりがマナーを守れば実現できること。映画を見るのにわざわざ周囲の人への想像力を働かすなんて…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本来なら想像しなくても自然に身についているはずのマナーだと思います。

本日は読んでいて楽しくない記事だったかもしれません。この文章で変化があるか分かりませんが、鑑賞マナーの向上を願わずにはいられません。せっかく時間とお金を使って映画館に行くのですから気持ちよく楽しみたいものですね。

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コメント

月夜野さん こんにちわ。

携帯の液晶発光は迷惑ですよね。

ロードオブザリングを鑑賞中、2つ前にいた女子中学生4人組が途中で飽きたのか携帯メールで会話を始めたことがあります。
4人がランダムに携帯を発光し始めて・・。
それが何十分も続いたのでさすがに注意しました。

マナー啓蒙CMも携帯は話さなければOKみたいな感じなんですよね。
ピカデリー系で流す啓蒙CMみたいに「ホタル族は迷惑」とハッキリ示さないと駄目なんじゃないでしょうか。

先日、日劇3で「クレヨンしんちゃん」を見た時、本編前にピカチュウが「DSの電源を切ってね」と言う啓蒙CMが流れました。
携帯ゲームという新たな強敵の出現に戦慄を覚えました(苦笑)

投稿: ひらりん | 2008年6月10日 (火) 07時32分

ひらりんさん、こんにちは。

携帯電話のバックライトは上映環境に上質を求める人にはとくに気になると思います。おっしゃるとおり通話しなければ良いと思っている人も多いのでしょう。鑑賞マナーは観客の良心に頼るしかありません。マナー啓蒙CMを見ても電源を切らない(そういう人に限って…)人もいます。

お子さんの多い作品だと予告の間はずっとゲームで遊んでいる姿をよく目にしますよ。携帯電話もゲーム機もそうですが「電源を切ってください」「上映中はお静かに」「座席を蹴らないで」とご案内しないといけない、それを守れない人が多い現状は由々しきことだと思います。他人への想像力を働かせることや、TPOをわきまえたマナーは言われるまでもなく身についていると思いたいものです。

自分は映画館が好きで映画を見に行くふしがあるので目に余るマナー違反は指摘するようにしています。マナー啓蒙CMがあると後押ししてくれる効果があると思います。

投稿: 管理人:月夜野 | 2008年6月12日 (木) 02時35分

 マナー違反は、深刻な問題だと思いますね。他人の行為が気になるからという理由で、映画館での観賞を見合わせている人もいますし。

 私自身も迷惑を被ることがあり、よそのサイトにも書いたのですが、腹が立ったあまり、映画に集中できず、その人に料金を請求したい気持ちになったこともあります。

 携帯電話については、私個人としては映画館内で電波をシャットアウトできるようにしてほしいのと思うのですが、やはり万が一のときのことを考えると、それはできないのでしょうか?

投稿: むぎわら帽子のジミー | 2008年6月15日 (日) 14時01分

むぎわら帽子のジミーさん、こんにちは。

劇場・作品でマナーの良し悪しは違いが見られます。単館は概してマナーが良いお客様の割合が多いと思います。東京なら岩波ホールはさすがです。普段映画館に来ない方が多い作品、たとえばテレビドラマの映画化作品はリビング感覚でいらっしゃる姿も見かけます^^;

携帯電話の電波を遮断すれば着信を防止することは可能ですが、画面を見たりするときのバックライトやアラーム機能などには意味がありません。通話の他に上映中に携帯電話が原因で迷惑になる行為がバックライトの光です。シールド構造にしてもこればっかりはマナーを守っていただくほかありません。
建築の外壁や防音壁に分厚いコンクリート層を使えば遮断できます。でも映画館の防音壁の主要材料はプラスターボードで遮断はできません。シールド材で箱を覆ったとしてもコストが増えるうえあまりメリットはないと思います。

投稿: 管理人:月夜野 | 2008年6月16日 (月) 01時05分

映画鑑賞料金1800円。高いですよね。
1時間あたり900円。900円という値段は丁度バイトの時給の相場くらいにあたりますでしょうか?
つまり若い子だったら2時間働いた分のお金を使って 同じ長さの映画を見ているわけで・・・。
その1800円を見てよかった!映画館にきてよかった!と思わせるのは映画の内容ももちろんですが 映画を見る環境も大きく関わってきますね。

喋る人、電話を鳴らす人、椅子を蹴る人、匂いの強い食べ物を持ち込んで音を立てて食べる人、どれもこれも迷惑です。
(食品については賛否あるとは思いますが)
盗撮なんてもっての他。本人は気づかれないようにやっていると思っているようですが 映写室から見ると火を見るように明らかなのを教えてあげたい。
丁度1年ほど前にこんなニュースがありましたが 日本だとなかなか映画館のスタッフも客相手に強くなれないというのが現状のようで・・・。
http://wiredvision.jp/news/200708/2007080619.html

一方客だけではなく 映画館側にも要因がある場合がありますよね。
寒すぎる冷房、他の劇場の音が響いてくる安い箱、雑な映写。
全てが上手くかみ合わないと せっかくお金を払って見に来たのに!って不快な思いが先行してしまってがっかりとか・・・。
そんな状況でも稀に周りが全く気にならない そんな素晴らしい出来の映画にめぐり合うこともありますしね~。

そんな私が映画を見ていて一番驚いた人・・・
それは飯田橋ギンレイでおもむろに歯を磨きだしたおじいちゃんですね。
歯磨き粉あり。うがいなし。
そこまで行くと逆に笑っちゃいました(笑

投稿: けた | 2008年6月19日 (木) 20時49分

けたさんこんにちは。

>喋る人、電話を鳴らす人、椅子を蹴る人、匂いの強い食べ物を
>持ち込んで音を立てて食べる人、どれもこれも迷惑です。

いずれも想像力の欠如が原因だと自分は思います。映画館で快適にお客さんが映画を鑑賞するためにはどうすれば良いのかということに対しての想像力のなさ。上映中に飲食をすることは問題があるとは思わないんですがガサガサ…バリバリ…臭気…やはり周囲への配慮に欠ける行動がトラブルの元ですね。

>日本だとなかなか映画館のスタッフも客相手に
>強くなれないというのが現状のようで・・・。

サービス業だからお客様第一主義で快適な環境を提供するようにできるだけ努めることが大切だと思います。となれば快適な環境を損なう行動に対してはある程度の線引きは不可欠だと考えています。
見かねてご案内したら「誰にも迷惑はかけていない」と言われることも多々。多いのが前のシートに足を乗せるような行為。人が座っていなければ迷惑はかけていないと言い切る方、多いです。もうマナー以前の問題ですけども。電車での化粧と同じようなものでしょうか。ともあれお客様に対して強く出るかどうかではなく、常識の観点から逸脱する行為に対しては毅然と対処するのが道理だと考えます。結果的に一人のお客様からは信頼を失うかもしれないですが、見てみぬふりをして他のお客様まで不快に感じてしまうことは避けたいものです。

>映画館側にも要因がある場合がありますよね。
>寒すぎる冷房、他の劇場の音が響いてくる安い箱、雑な映写。

その通りですね。映画館側の責任は重たいです。逆を言えば映写や環境にお金と労力をかけたものをブチ壊されると映写屋としては悲しいのです。防音完璧な静かな箱だからゆえに物音や咀嚼音が気になるとのご意見をいただくと残念な限りです。

投稿: 管理人:月夜野 | 2008年6月20日 (金) 10時18分

はじめてコメントします。と言うか、ワイド・レンジなのでどこから入ったら良いのやらで躊躇しましたが直近のここからにしました。私は小学校低学年の頃に旧帝劇で「これがシネラマだ!」他シネラマ・シリーズ、後年のテアトル東京でのシネラマ劇映画「西部開拓史」をまさに眼の前で観た者です。大画面に魅せられ、以降は70ミリによる大作はかなり、否、殆んど観た積もりですが社会人になり入った会社が滅茶んこ忙しい会社で、恥ずかしながら特に平成になってからはまともな劇場に足を運ぶ機会がなくなった為に還暦を機会に200インチとドルビー7.1(実際には5.1が常用)のホーム・シアターで「失われた30年」を今になって楽しんでおります。まさに一昨日、意を決して(オーバーな)たまには映画館にで、生まれてはじめてシネコンなる所へ行きました。青春時代の大劇場への思い入れと拘りがありましたからどう〜もシネコンなんてで敬遠していた訳です。どうせ行くなら一番大きなスクリーンでと意気込んで某シネコンを訪れ驚いたのは60歳以上は千円!、ついでに200円をプラスすれば振動シート(これは一回だけの体験で十分。率直な話、子供だまし)。この環境で20年?振りにハリソン・フォードと再会した次第。作品の内容は兎も角、又又驚いたのは(浦島太郎だから何度も驚くのです)、マナーのポスターが貼ってあったり本編の前に有名字幕翻訳者によるマナー啓蒙映写!。いやはやアタリ・マエダ・ノ・クラッカーをわざわざやるのかいと驚愕。でもそのお陰でマナーは及第点以上と言いたいのですが最後が残念無念!。と言うのはエンド・クルジットのスタッフのスクロールしている所でなんとさっさと席を立つ輩(やから)の多いこと!。私はここで新しい発見とか思わぬ拾いものをするから必ず注視するたちなんですが。もっとも近年の作品は「ロスアンゼルス・クルー」とか地域ごとにクルーが異なるから確かに長いには違いない。が、これを無視するのは作り手に対する冒涜でもあるにも拘わらず・・ですよ。でも読んでいて分かったのはマイケル・トッドと連携して作られたトッドAOの「80日間世界一周」のAO社が未だ健在だった事でした。悔しいかな本作品でAO社は何を担当したかは分からなかったからDVDが出れば一時停止(笑)で調べるしかないですね。
超長文になり申し訳ないです。最後にもう一つ、昭和35年頃だったか、父がPTAをやっていた関係で庭にスクリーンをセットし父の会社関係だと思いますがどこからか映写機と技師が来てチャップリン他何本かの「星空上映会」を夏休みにやりましたっけ。時々風で映像が揺れる光景は今でも忘れません。そんな事があったから講堂での学校の映写の時は先生が私に16ミリですが最初からおしまいまで私にやらせてくれた数々の想い出・・。ニュー・シネマ・パラダイスですね。今でも我が家の8ミリは撮影機も映写機も元気です。では又どこかに寄らせて下さい。

投稿: オンリー・ザ・ロンリー | 2008年6月23日 (月) 17時40分

オンリー・ザ・ロンリーさん、ご来訪ありがとうございます。

シネラマですか!もはや伝説ですね。70mmも上映可能な映画館がほとんどなくなってしまいほぼ消滅しました。そのぶんフィルムの性能が上がって35mmの描写も向上しましたが…。

マナーCMはできるなら上映したくはありません。それだけ巷での鑑賞マナーが低下しているんですね。マナーCMを上映してもまったく意に介さない人もいるので、もうお手上げです。
エンドロールでの退席は…人それぞれでしょうか。自分は照明が点灯するまで席を立つことはありません。家に帰るまでが遠足と同じで照明が点く(幕が下りる)までが映画です!

それにしても200インチの画面とはもはや映画館!16:9画面なら横幅が440cmはあるわけでいやいや迫力の大画面ですね。視聴距離も必要ですからさぞかし広々とした鑑賞ルームを所有されているのでしょう。自分は映画館は好きですが自宅は小さなテレビです(笑)。8mm映像を映してみるのも楽しそうですね。

投稿: 管理人:月夜野 | 2008年6月24日 (火) 01時40分

お早うございます。
早速返信頂きまことに有り難うございました。
マナーに付いては劇場側も苦労が多いのですね。私がよくロード・ショーをはしごした時代では当然だから話題すらならなかったです。
200インチ、確かに大きいですが劣悪格安ソフトや地上アナログ(滅多にTVは観ません)は鑑賞に耐えられません。因みに最短投影距離は6メーターですからさほど広い部屋ではありません。
それから前メールで言い忘れましたが子供の頃と昭和38年の高2の時は立体映画(死語だから3Dですかね)を観ましたが最近アメリカではブームみたいですね。観客数減少を食い止める手法なんでしょうが。
では又。

投稿: オンリー・ザ・ロンリー | 2008年6月24日 (火) 09時27分

オンリー・ザ・ロンリーさん、こんにちは。

200インチにもなると半端なソースでは鑑賞に耐えられませんね。このサイズは家庭用で鑑賞するには日本の住宅事情で限界のクラスだと思います。さぞかし迫力ある映像が楽しめることでしょう。見やすい視野角度を保とうと思えば6m(40度)は必要でしょうから小市民の自分には別世界です。

デジタル映写機を利用した3D映画が微妙に盛り上がっています。アメリカではブームになっているようですが大型映像と3D映像が定着することのない日本では一過性のものに終わるような気がします。
ジェームズ・キャメロン監督の弁では「観客にリアリティを与える手法・技術として非常に有効」だそうです。でも日本で常態的に設備が普及するとは今は考えにくいですね。

投稿: 管理人:月夜野 | 2008年6月25日 (水) 01時57分

こんばんは~~
コメントありがとうございました!
なかなかご返信できなくてごめんなさい。
しかしいつお伺いしても深い内容でとっても
考えさせられます。モラルって言葉、
本当の意味をもっと知らないといけない
ですよね。

ところで×2、CJではよろしくお願いします。
あと2週間ですね☆

投稿: dora-sw | 2008年7月 8日 (火) 23時51分

dora-swさん、こんにちは。

モラルなき観客。マナーなき観客。どちらも映画に集中するには困った存在です。自分がされて嫌なことや、周囲の人に気を遣うのは家庭や学校で身についているべきことなのに残念な限りです。
先日も川崎チネチッタで映画を見ていたらお隣のカップルが大量のファーストフードを持ち込んで匂いプンプンでした。想像力の欠如した方には何を言っても効き目がないようです(>_<)

CJよろしくお願いします。ブースとか全然分からないので事前に分かるようになれば嬉しいです!

投稿: 管理人:月夜野 | 2008年7月 9日 (水) 02時36分

月夜野さんこんにちは。
大手の系列シネコンで、映写のバイトを一年間してました。
受験のため、最近辞めてしまいましたが、毎日のように映写室へ通い、とても居心地が良かったです。
映写に集まる方々は、ちょっとシャイで、でも優しくて穏やかな方が多かったです。
映写室で働いていると、自然と映画好きになりますよね(^^;。なので、話題も尽きませんでした。あと、少人数で運営しているせいか、ひとりひとりの結束も強かったです。
映写室と映画は、私の生活の一部だったので、心に穴があいたような気がします(;;)。
今、予告入れ替えがやりたいです~!

投稿: ペネロピッグ | 2009年2月26日 (木) 20時48分

ペネロピッグさん、ご来訪ありがとうございます。
映写さんですね。映写は…そうですね、他のセクションに比べて落ち着いた人が多いと思います。責任重大な上に緊急時に冷静に対処できることが重要ですから当然なのかもしれません。

予告の入れ替えですか。
慣れないとプラッター上でぐちゃぐちゃになって収拾がつかなくなるんですよね…。形が崩れちゃったりして(笑)。予告の差し替えは個人的に神経を使います。
受験が落ち着いたらまたぜひ映写室へお越しください。

投稿: 管理人:月夜野 | 2009年2月28日 (土) 02時33分

月夜野さんへ
 ペネロピッグです。お返事どうもありがとうございました!
 予告入れ替え、確かに最初は大変でした;。予告を落としてしまったり・・。
 寒いはずの映写室で汗だくになりながら、次の上映フィルムを必死で巻いたりしましたね。静電気でフィルムがくっついて、いらっときたり・・。映写室が暗くて困るのは、やはり入れ替えの時ですね;。何回もエマルとベースを暗い中で確かめました。
 私の勤めていた映画館でも、月夜野さんのHPで紹介されている映写機「クリスティー」(←読み方が?)でした。懐かしい!と思いながら拝見しました。
 またバイトする時には、映写がいいなぁと思っています!


 

投稿: ペネロピッグ | 2009年2月28日 (土) 16時20分

ペネロピッグさんこんにちは。
慣れないうちの予告編差し替えは大変ですね。中段プラッターだと頭をぶつけてしまったりプラッター上でスプライサーを使うとプラッターを歪めてしまったり。
大手のシネコンは多くがクリスティです。ときどき他社製を使っているシネコンも見かけます。クリスティは…あの安っぽさが味でしょうか(笑)。映写機にセットするときもプラッター→映写機→プラッターの順とプラッター→プラッター→映写機の二通りがあって同じ映写機でも人によって作法が違うのが楽しいですね。

投稿: 管理人:月夜野 | 2009年3月 1日 (日) 01時36分

月夜野さんこんばんは。
ペネロピッグです。予告入れ替えは、大変な分達成感がありますよね。
シネコンの多くがクリスティなのですか。知りませんでした。再就職?の時に便利です(笑)。
映写機にセットするときって、二通りあったのですか?!私が勤めていた所では、皆研修でプラッター→映写機→プラッターしか教わりませんでした!
どうやったらプラッター→プラッター→映写機でセット出来るのか不思議です。
あぁ、早く映写室へカムバックしたい!映写をやっているときに、月夜野さんのブログを知れたら・・どんなに良かったことか。映写の皆に自慢できたのになぁと思います。

投稿: ペネロピッグ | 2009年3月 1日 (日) 23時06分

プラッターの送り出し側にフィルムをセットし、映写機上のローラーにフィルムを通しそのまま巻き取りプラッターに巻きつけます。その後に映写機をセットします。このほうが早いといわれており通称「トライアングル」と言ったり…。

当サイトでは記事と関連性のないコメントはお控えいただいておりますので今日はこの辺で…。映写機はどこのメーカーでも基本的な構造は同じなので再就職は問題ないと思いますよ。

投稿: 管理人:月夜野 | 2009年3月 3日 (火) 01時32分

となりで映画にいちいち突っ込みを入れるのやめてほしい。後人に同意を求めるのも…たまに自分もしるけど…気をつけよ。

投稿: システムトレード | 2009年3月 9日 (月) 12時01分

こんばんわ★
ひさしぶりのカキコになります~!

マナー問題は大事ですよね。
お客様から「お宅が悪いわけじゃないけど、マナーの悪い人が多すぎる」と指摘されることがあります・・・。

携帯の発光は、上で見ている私らにも充分わかります。
それを、近くで一緒に映画を見ている人が、どんなに不快な思いをするかと思うと・・・・。

売店以外の持込での臭いや、劇場内で喫煙する人が、カーペットを灰皿代わりにしたり・・・(映写室に臭いがくるのですぐにわかります)
上映後の消臭作業でも、密室だけに大変です。

ひとりひとり、マナーを意識してくれれば・・・どれだけ快適な環境で映画が観られるか・・・。

映画の先付に必ず「盗撮防止告知」がつくようになりましたが、昔はまったくありませんでしたよね。
盗撮をしてしまう人がいるから、先付として告知する・・・。
全然関係ない人にとっては不快なCMだと、とあるサイトさんで書かれているのをみました。

私たちも、仕事で映写機に向きあいながら劇場内のお客様をよく見ていますが・・・。
そういう迷惑行為をされている人を見るたびに残念な気持ちになります。

長々とすみません~
またコミュのほうでもよろしくお願いします^^

投稿: 麻美 | 2009年3月20日 (金) 22時39分

麻美さん、ご来訪ありがとうございます。

本当ですね。ひとりひとりが他人のことを気遣えばおのずとマナーは向上するはずなのですが。私も映写をしていてできる限りいいものを(品質)提供しようと努力しているので、携帯電話などのマナー違反でそれを台無しにされるととても悲しく思います。

海賊版/盗撮トレーラーについてはシンジケートもありますし、内部犯行もきっとあると思います。見る人が見ればどこの劇場で撮影したか分かりますからね。これはマナー以前の問題ですから由々しきことだと思います。中国に行けば日本で公開中の映画がもうDVDになって売られています…。

私はスタッフとしても客としてもマナー違反は注意します。先日も前の座席に足を載せている人がいて注意しましたが「座ってないからいいじゃないか」と返答されたときは頭にきましたね。マナーを守る、当たり前のことがなされずに映画が楽しめない人が増えないことを祈るばかりです。

投稿: 管理人:月夜野 | 2009年3月22日 (日) 08時17分

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